悪徳探偵によるトラブルを回避するには
誠に嘆かわしいことですが、探偵業界は他の業界よりも悪徳業者の割合が多いです。それは探偵というものが、ほとんどの人にとって身近なものではなく、探偵社の良し悪しを推し量る情報が得られないからだと、弊社は考えています。
ここではみなさんに、悪徳探偵にありがちな6つの特徴をご紹介したいと思います。


「早く調査しないと大変な事になりますよ」などと言って、依頼者を焦らせるように契約を勧める。

不安を煽り契約を急がせるという、他業界の営業でもよく見受けられる手口です。
内容に自信のある会社は依頼者に納得してもらうため、契約前に提供するサービスのメリットを詳しく説明するものです。そういった説明を碌にせず、いきなり契約を迫ってくるような業者は信用できません。


「ご予算はいくらですか?」と、調査料金を提示する前に訊いてくる。

探偵社の商品は調査です。 その商品の値段を提示せずに、いきなり依頼者の予算を訊いてくる業者には、気をつけましょう。 「あなたはいくらまで出せますか?」と訊いてから調査料金を提示してくるのは、「できるだけ吹っ掛けてやろう」という悪意に満ちた後出しジャンケンです。


調査の途中経過について一切答えられないと言ってくる。

報告書の受け取り日まで、調査の途中経過については一切答えられないと主張してくる業者が存在するようです。
こう主張することによって、悪徳業者は調査終了後に、自分たちの都合に合わせた内容で報告書を作成しているのです。例えば、1週間の調査依頼を受けておきながら実際には2日しか調査せず、その2日分の調査内容を1週間分に見せかけた報告書を作成するなどです。当然こんな所は信用に値しません。


手渡しでの現金払いを要求しながら、領収書を発行しない。

調査料金を振り込みではなく、現金手渡しで支払うことを要求しておきながら、領収書を発行しない業者とは絶対契約してはいけません。
支払いが記録された通帳も領収書も無いのですから、依頼者が支払いをおこなった証拠が一切残らないのです。料金を受け取ったが最後雲隠れしてしまったり、調査後に「お金をまだ受け取っていないから支払って下さい」と言って料金を二重取りしようとしてきたりする、詐欺業者の可能性大です。


再三にわたり営業の電話をかけてくる。

浮気調査の場合、依頼予定者が調査対象者と同じ家に住んでいることがほとんどです。
にもかかわらず、何度も営業の電話をかけてくるのは無神経極まりない行為ですね。調査対象者に調査の予定がバレてしまうリスクを考慮できない探偵社は、調査もきっとお粗末なことでしょう。


事務所の所在地を教えない。


契約は喫茶店などでおこない、事務所の所在地を依頼者に決して教えないという業者は意外に多いです。
こういう業者は、大体以下のうちのいずれかです。

  • 自宅兼事務所なので、自宅住所を教えたくなかった。
  • 実はオフィスを構えていない事務所だった。
もちろん、こんな業者と契約してはいけません。 また、所在地が私設私書箱で取得した住所になっている業者も、信用できませんね。